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アパレルデザイナー業種別 持っておくべきスキル・資格

アパレルデザイナーとして転職を検討しているあなた。

履歴書の資格欄って

・何書けばいいの?
・どんな資格が優遇されるの?
・(これから取る場合は)どんな資格を取ればいいの?

というお悩みが聞こえてきます。

この記事では、アパレルデザイナーとして転職活動する際にオススメの資格をご紹介していきます。

 

●そもそも資格は必要なの?

そもそも、アパレルデザイナーとして転職する際に資格は必要なのでしょうか。

まず、何も資格を持っていないけど大丈夫なのかな?

と不安になる方もいるでしょう。
そんな方のために資格の必要性をお伝えします。

アパレルデザイナーとして転職をする際には、資格は必須ではありません。

アパレルデザイナーとして転職をご希望される方の多くが、
資格を持っていない方が多いのが実情です。


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●資格よりも必要なのは?

アパレルデザイナーは

担当するブランドに向けて
・売れる商品をデザインする
・商品作りに向けてワークする

ということがお仕事です。

また、アパレルデザインには「正解」がありません。
更には、全く同じことの繰り返しではなく、
その時々で最適な判断をしたり、デザインを考える必要があります。

採用する側の立場になってみるとわかりやすいですが、
資格を持っていてデザインの実績が無いよりも

・ターゲットブランドに対しての実践をどれだけしているか?
・ターゲットブランドに向けてのデザインにどれだけ貢献したか?
(月に何型を企画など)

という実績がある方が採用した後のイメージがつくため、
興味を持ってくださる可能性が高いです。

面接を受ける企業によっては、

これから担当するブランドに近しいテイストや価格帯のデザインを過去に担当したことがあるのか?

という点が選考に影響する場合が多いです。

そのため、資格よりも実践と経験を積むことの方が重要です。
ただ、その実績の積み方にもポイントがあります。


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●転職活動の際にまず考えてほしいこと

まず、転職をする際に

・転職をしたい理由
・次はどのような業種に転職をしたいのか
・転職先でやりたいこと

などを考えてみましょう。

年齢や立場によっても変わりますが、
例えば、

現在   →繊維商社でヤングカジュアル向けデザイナー
将来の希望→百貨店ブランドのデザイナー

の場合、いきなり繊維商社でヤングカジュアル向けデザイナーから百貨店ブランドのデザイナーになることは、価格帯もテイストも異なることから難しいことがほとんどです。

現在は繊維商社でヤングカジュアル向けデザイナーだけど、
将来的に百貨店ブランドのデザイナーになりたい。という場合は、
一度その間の価格帯やテイストで希望寄りのお仕事を経験されるのが良いでしょう。

それでも資格をとっておきたいな。と思う方には
アパレルデザイナーが転職時に持っておくと良い資格をお伝えします。


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●アパレルデザイナーが転職時に持っておくと良い資格は?

<技術編>


技能士

中央職業能力開発協会が主催する技能検定制度の一種で国家資格です。
ファッション・アパレル業界のデザイナー・パタンナー に関連する資格は、婦人子供服製造技能士や紳士服製造技能士を中心に、布はく縫製技能士、ニット製品製造技能士、和裁技能士などがあります。
それぞれ特級、1級、2級からなり、1級、2級は決められた時間内に指定されたものをつくる技術試験となります。特級では品質、安全などに対する管理項目や作業指導についての計画立案試験があり、実務経験が5年以上ないと受験できません。
国家試験ですので、持っていてとても有利な資格です。
【応募サイト】https://www.javada.or.jp/jigyou/gino/giken.html


服飾士

服飾士は日本インストラクター技術協会が認定する資格です。
服飾インストラクターから資格名を変更したもので、色づかいや着こなし方、素材やデザインなどの服飾に関する知識を有する人に与えられます。

【詳細サイト】https://www.jpinstructor.org/shikaku/fashion/


パターンメーキング技術検定

パターンメーキング技術検定は、パタンナーとして十分な活躍ができるように、また、デザイナーとして就職する際にも習得しておくべき重要な技術を身に付ける目的で実施されており、パターン技術を習得するための資格です。
洋服の構造を理解している者とみなされるため、デザイナーが持っていても有利な資格です。
3級から1級までの種類があり、筆記と実技の試験があります。
筆記だけでなく、実技も試験内容にあるので就職活動の際、技術を持っていることもアピールできます。

【詳細サイト】http://www.fashion-edu.jp/pt/pt.html


CAD利用技術者検定

CAD(Computer Aided Design)は、パソコン上で設計を行うためのソフトのことです。
近年は、正確性や修正の容易さなどの理由から、CADでパターンを作成するアパレル企業が増えているため、CAD利用技術者検定を取得しておくと、就職などの際にパターンがわかるデザイナーとして有利に進む可能性があります。
CADの使い方に関する書籍は、多く出版されており、独学での取得も可能です。

【詳細サイト】https://www.acsp.jp/cad/


衣料管理士

アパレル製品を企画・生産・販売する企業やブランドで、企画・設計や販売、品質保証、消費者対応などの部門で役立つ資格です。材料、加工・整理、企画・設計・生産、流通・消費の4つの分野について広く知っている必要があり、1級と2級の2つがあります。ファッション・アパレル業界の幅広い分野で使える知識をもっていることを示せるので、他の資格同様にデザイナーやパタンナーを目指すのであれば取得しておくといいでしょう。

【詳細サイト】http://www.ta-shikaku.jp/index.html


<知識編>


ファッションデザイナー認定

日本デザインプランナー協会が主催する検定資格です。
ファッション・アパレルアイテムの名称や形状、機能やデザインなどに関する幅広い知識を持ち合わせた人へ与えられます。在宅で受験することができるため、場所の制限なく受験することができます。

【詳細サイト】https://www.designshikaku.net/fashion/fashion/


ファッションビジネス検定

一般財団法人日本ファッション教育振興協会が主催する、ファッションビジネスの知識全般が問われる検定です。
3級から1級まであり、受験資格は特にありません。
マーケティング戦略や生産〜流通戦略を中心にマネジメントやファッション造形に関する問題も出題されるため、幅広い知識が求められます。
消費者に好まれて選ばれるデザインを考えるためには、多岐にわたる知識が必要となるため、この資格を持っていると有利になるかもしれません。

【詳細サイト】http://www.fashion-edu.jp/bis/bis.html


色彩検定

色彩検定とは、色に関する幅広い知識や技能をはかる検定試験です。
ファッション色彩能力検定と類似に資格にはなりますが、ファッション・アパレル業界に限らない幅広い分野にも応用がきく資格になるため、カラーコーディネーターとしての知識を身に着け、仕事に活かすことができます。
業界外からの転職を検討している方や業界外への転職も考えている方などは、こちらを取得しておくと後々のキャリアに効果的です。
【応募サイト】https://www.aft.or.jp/


カラーコーディネーター検定

カラーコーディネーター検定は、東京商工会議所が主催する仕事に役立つ実践的な色彩の知識をはかる検定資格です。
1級から3級までの3段階に分かれており、1級は更に3分野に分かれています。
商品生産の際にカラーバリエーション選定などで有効な知識・技能が身につきます。

【詳細サイト】https://kentei.tokyo-cci.or.jp/color/

<語学編>


TOEIC

外資系の会社や商社の際には英語ができると有利です。
最近では中国のみならず東南アジアやアフリカなどでの生産をしている企業もあ流ため、メールや仕様書で対応できる程度のご学力があると良いです。
【詳細サイト】https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/guide01.html


中国語検定

日本のアパレルの生産のほとんどは中国です。
そのため、中国語ができると直接、工場や生地屋さんなどと会話ができるため有利です。
【詳細サイト】http://www.chuken.gr.jp/


最後に

いかがでしたか?

アパレルデザイナーの転職に資格は特に必須ではありません。

しかし、少しでも他の人と差別化したい場合や、自分の極めたい部分があるなら資格を取得してみるのも良いと思います。


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