お問い合わせはこちら
無料会員登録はこちら

アパレル・ファッションの求人・転職・派遣の株式会社ウインネット

マーチャンダイザーとは?向いている人や必要なスキルについて

投稿日:2024年7月8日 | 最終更新日:2024年8月28日

マーチャンダイザーとは?向いている人や必要なスキルについて

マーチャンダイザーは、市場調査から商品の企画・生産・販売プロモーションまでの流れを一貫して担う、アパレル企業の中でも花形とされるポジションです。
さらに、広告制作・PRなど、開発した商品の販売プロモーション活動を担当するケースもあるでしょう。
MDにはファッションセンスだけでなく、マーケティングから経理までの幅広い知識・経験が必要とされます。


1.マーチャンダイザーとは?

マーチャンダイザーは略称の「MD(エム・ディー)」と呼ばれる職種です。
マーチャンダイザーとは、小売業やファッション業界において非常に重要な役割を担う専門職で、

  • 商品の企画・開発や商品構成の決定
  • 販売・サービスの計画立案
  • 価格設定
  • 予算管理

など

多岐にわたり、企業によってはコーディネーターや、プロダクト・プランナーなど様々な呼称があり、一部の流通業ではバイヤーとも呼ばれることもありますが、マーチャンダイザーとバイヤーは似ているように見えて、違います。
バイヤーは売れる商品を仕入れる人で、MDは、仕入れた商品を売り切るために販売戦略を計画し、実行する販促・マーケティングまで一括して関わる仕事になります。

WINNETへの会員登録はこちら
WINNETへの会員登録はこちら

2.マーチャンダイザー(MD)の仕事内容

MDは具体的にどのような仕事をしているのでしょうか?
ここでは、MDの仕事内容についてお伝えをします。

マーチャンダイザー(MD)の仕事内容


1)商品企画・開発・仕入れ

マーチャンダイズとは、日本語で「商品化計画」のことで、消費者に商品を買ってもらうための計画および、企画開発全般の活動を意味します。
市場のトレンドや消費者ニーズを分析した上で、新しい製品やデザインをメーカーやデザイナーと協力して製品ラインナップを作成し、どの製品を取り扱うかを決定します。
新しい製品やデザインの提案を行い、メーカーやデザイナーと協力して製品ラインナップを作成します。
ときにはバイヤーのように自ら商品を仕入れることもあります。


2)販売戦略の立案

MDは社内への提案だけでなく、社外に向けた営業活動や販売促進活動も行います。
まず、販売目標の数値を設定し、製品がどのように売られるべきか計画を立て、ブランドや商品の認知拡大をするために社内のプレス(PR・広報係)と販売戦略を立て、プロモーションやキャンペーン企画を立案し、商品の販売促進の計画を立ていきます。


3)在庫管理

商品の在庫数を管理してするのもMDの仕事です。
売れ行きの良い商品は追加発注をすることもありますし、売れ行きがあまり良くない商品はSALEを行います。
在庫の回転率を高めるための戦略を立案し、過剰在庫や欠品を防ぎます。


4)売上げの分析

販売データを収集し、売上や利益の分析を行います。
その分析結果をもとに、販売戦略の見直しや改善点の提案を行います。
その他、MDは、商品の生産地や仕入れ先へ直接出向いて現物を見ながら交渉を行ったり、各店舗でお客さまの動きをチェックしたり販売スタッフに指示を出したりと、外出する機会も多くあります。
情報を多角的に見て、総合的に判断する必要があるので論理的思考が必要になります。


求人一覧はこちら


3.マーチャンダイザーの魅力・やりがい

幅広い視点を持って多岐にわたるお仕事をこなすMDの魅力や仕事のやりがいはどんなところなのでしょうか?

マーチャンダイザーの魅力・やりがい


1)創造性が発揮される

こんな商品が売れそうだな。というイメージから実際に商品にして販売するまでに関われるのがMDの最大の魅力です。
MDは商品の企画から仕入れから携わり、販売という形で世に出すまでを一貫して仕事することができるので、クリエイティブなアイデアを形にする楽しさがあります。
自分の企画した商品が実際に世の中の人に購入されて、着ている人を見かけたり、SNSなどで良い反応を見た時にはやりがいを感じることができるでしょう。


2)幅広い業務に携われる

MDはファッション業界の仕事に一通り携わることができることも魅力です。
日々のリサーチから顧客の声まで幅広く情報収集し、商品構成や企画から生産、販売、マーケティングまで幅広い工程に関わっています。
また、クリエイティブな面だけでなく、コスト面や売上げなどの数字面にも向き合う時間も多く、データに基づいた意思決定が売上や利益の向上に直結するため、成果を実感しやすいです
一連の流れに関われる数少ない職種であることから、日々の仕事にやりがいを感じることが出来ます。


3)業界をリードする存在

MDは、市場のトレンドや消費者のニーズを先取りし、新しい製品やスタイルを提案する役割を担います。自分のアイデアやセンスを活かして、ヒット商品を生み出すことができれば、ファッション業界のトレンド作りに関われることができるのもやりがいです。
アパレル業界ではトレンドの動向は重要で、そのトレンドにブランドのアイデンティティーを入れることで消費者に支持されるブランドを作ることができます。
消費者の嗜好や市場動向を常にチェックし、競合との差別化を図る戦略を立案することができれば、ブランドとして次のトレンドを作りファッション業界に影響を与える場合もあるため、ファッション・アパレルが好きな人にとっては大きなやりがいになるでしょう。


求人一覧はこちら


4.マーチャンダイザーに向いている人の特徴

では、MDに向いている人はどんな特徴のある人でしょうか?
その特徴を紹介します。

マーチャンダイザーに向いている人の特徴


1)分析が好き

まずは、分析が好きな人はMDに向いています。
MDは、販売データや市場調査の結果をもとに、商品の選定や販売戦略を立てる必要があり、データ分析を通じて、売れ筋商品や需要の変動を把握し、効果的な在庫管理やプロモーションを実施します。
データを分析することで、販売の低迷や在庫の過剰などの問題点を早期に発見し、適切な対策を講じることができるので、データに基づいた意思決定ができる人は強いでしょう。
過去のデータを基に、将来のトレンドや需要を予測して販売計画を考えるので、この予測力が、ブランドの競争力を高める鍵となります。


2)コミュニケーションをとるのが好き

MDは社内外の多くの人とコミュニケーションをとって仕事をする必要があるので、コミュニケーションを取るのが好きな人は向いています。
特にMDは、自身の考えた計画の元に多くの人を引っ張る立場になるため、単なるコミュニケーション能力だけでなく、自然とチームの士気を高め、パフォーマンスを向上させるコミュニケーションができる人は向いています。


3)創造性がある

新しいデザインやスタイルを提案し、市場のトレンドをリードする役割を担うため、創造性が豊かな人は向いています。
市場のトレンドを踏まえながら、ブランドの特徴を活かしたデザイン企画をしたり、多くのプロジェクトを組み立てるのには創造性がとても役立ちます。


4)新しいものを取り入れるのが好き

アパレル業界のお仕事にはトレンドがつきものです。
常に最新の市場動向や消費者のニーズを把握し、新しいトレンドや技術を取り入れることでブランドは常に鮮度のある商品を提供することができます。
新しいアイデアや技術を積極的に採用し、新しいものを取り入れる姿勢がブランドの進化に不可欠なため、トレンドに敏感な人は向いています。


求人一覧はこちら


5.マーチャンダイザーに必要なスキル・資格

マーチャンダイザーとして成功するためには、いくつかの重要なスキルが求められます。
MDに必要なスキルについてお伝えをします。

マーチャンダイザーに必要なスキル・資格


1)マーケティングや販売に関する資格

MDになるのには特に必須の資格はありませんが、

  • マーチャンダイザー資格検定
  • ファッションビジネス能力検定
  • リテールマーケティング検定

などマーケティングや販売に関する資格や資格取得の過程で学ぶ理論や実践的なスキルは、マーチャンダイジング業務に直結します。


2)コミュニケーション能力

マーチャンダイザーは、メーカー、デザイナー、販売スタッフ、顧客など、多くの関係者と連携する必要ですし、顧客のニーズやフィードバックを直接受け取り、それを商品開発や販売戦略に反映させるためにもコミュニケーション能力が求められます。
チーム内外の人々と協力し、共通の目標を達成するためには、優れたコミュニケーション能力が欠かせず、明確な指示やフィードバックを提供することで、チーム全体のパフォーマンスを向上させることができます。


3)マーケティングの知識と分析力

マーチャンダイザーは、常に市場の動向や消費者の嗜好を把握し、適切な商品や販売戦略を立案する必要があり、マーケティングの知識を活用して、競合分析やトレンド予測を行います。
また、販売データや市場調査の結果を分析し、データに基づいた意思決定を行うことが求められ、売れ筋商品や在庫の動向を把握し、効果的な在庫管理やプロモーションを実施するための分析力も必要になります。
長期的な視点でブランドの成長を見据え、マーケティング戦略や販売計画を立案することで市場の変化に柔軟に対応し、ブランドの競争力を維持するための戦略的な思考が求められます。


4)総合的な管理能力

プロジェクトの進捗状況を把握し、適切なタイミングで必要な調整を行う、製品の開発から販売までの全プロセスを管理する能力が必要です。
予算内で企画、仕入れまでを行うコスト管理も重要です。
MDは多岐にわたる業務があるため多くの業務が重なりますが、その中で優先順位を設定し、効率的にタスクを遂行する能力が求められます。
また、 突発的な問題や課題に迅速かつ効果的に対応する能力が重要です。状況を分析し、適切な解決策を見つける力が求められます。


求人一覧はこちら


6.まとめ

いかがでしたか!?マーチャンダイザーの仕事はアパレルの中の仕事を幅広く行うため、 幅広い視点や分析力が大事となりますが、トレンドを作る側になれる可能性もありとてもやrがいのあるお仕事です。
ぜひ、ウィンネットでもMDに関するお仕事を用意しているので、ぜひご相談ください!

WINNETへの会員登録はこちら
WINNETへの会員登録はこちら

Writer Profile

ヴェッド 好美

Occupation
アパレルデザイナー&SNS集客サポート
Career
アパレルデザイナー20年以上

アパレル系企画会社→繊維商社3社経験

ヤングカジュアルブランドを中心に量販店〜駅ビル系、百貨店ブランドまで30ブランド以上の企画を経験。

現在は繊維商社にて業務委託デザイナーで企業ブランド向けデザイナーをしながらインフルエンサーブランドのデザイナー、ブランド立ち上げ サポートやSNS集客サポートなどフリーランスとして活動中。

アパレル・ファッションの求人・転職・派遣のサポート&
ITシステム構築・開発の株式会社ウインネット。

 LINEで無料相談

 LINEで
無料相談

 会員登録は
こちら

 メールから
問い合わせ