投稿日:2020年4月20日 | 最終更新日:2024年1月10日
生産管理の現状と今後について
Q. IT化が進み生産管理のポジションは、今後どのようになりますか?
A. 生産管理というポジションは製品作りをする上で必要不可欠な存在です。
生産計画の立案にはじまり、工程管理、品質管理、出荷管理など、製品づくりの最初から終わりまで全体を見て、スムーズな生産計画を整えていくことが求められます。
近年ではIT化の発達により生産管理システムの導入も取り入れられてきています。
うまく取り入れていけば業務の効率はよりよいものになります。
ただ、社内の製造、営業、計画といった他部門との調整や交渉事も多い職種であり、人間ならではの高いコミュニケーション能力が求められる場面も多々あります。
こういった理由で、IT化が進んでも生産管理職がなくなることはないと言えます。
Q. 生産管理を経験してきましたが、海外への勤務も憧れています。生産管理も海外勤務が可能でしょうか?
A. 近年では人件費を抑える目的から中国・アジアなどの海外に出張したり、そこに拠点を置く企業も増えグローバル化も進んでいます。生産管理職の志望者にとっては、活躍のフィールドが広がってきているといえるでしょう。
近年はアジア企業で日本人技術者に対するニーズが高くなってきているため、給与アップも可能となっています。英語はもちろん語学のスキルが高い人は、日本以外にもさまざまな場所で働くチャンスを多く得られるでしょう。
Q. 生産管理の経験で可能なキャリアアップはどのような道があるでしょうか?
A. 生産管理職は、要求されるレベルが高いことから、転職で一般的には転職が難しいと言われる40代以降でも求めている企業は多数あります。
経験を積めば、工場長や指導者とキャリアアップも可能です。
こういったポジションになると専門的な知識や高いスキルがある方を求める企業が多く、一般公募による募集は少なめです。生産管理の転職をお考えの方は転職エージェントに登録し、転職支援してもらうことをおすすめします。